久留米産の血統の特徴は…
バランスの良い形です。
久留米産の血統はビークワ主催の美形コンテストで優勝経験があり、チョネ様主催のKLB(久留米限定バトル)でサイズや美形を競ったり、能勢産や川西産と違った魅力があります。そんな久留米産にはどの様な血統があるか紹介します。
マツノ久留米血統
久留米産で最も有名な血統です。マツノインセクト(ショップ)様が久留米産のオオクワガタを累代した血統で大型かつ美形に特化しています。
マツノインセクト様はオンラインショップもされており、マツノ久留米血統を直接購入できます。そして飼育用品も取り扱っていて、菌糸ビンのオアシスは超大型が羽化した実績があり、好評です。
メルリン血統
メルリンカート様がマツノ久留米で2006年に83.3mmでビークワレコードを更新した大型血統です。
2009年には能勢YG血統でヤスコング様が86.6mmでビークワレコードを更新しましたが、メルリンカート様はそれに続くマツノ久留米で86.1mmの羽化に成功しています。
現在、メルリンカート様はブリードを引退されているので入手が困難です。
TT久留米血統
TT川西血統で有名な東北の虎様の血統です。TT久留米のベースになる種親はshima様やメルリンカート様の生体。そして、補強にチョネ様やskip様、国王様と超有名ブリーダー様の生体…
なるほど、久留米産の優良生体をたくさん配合して…
ダーク〇レアムを作る気ですね。
冗談はさておき、2021年5月より東北の虎様はTT久留米の販売終了しています。めちゃめちゃ豪華な血をもつ、TT久留米。いつか復活してほしいです。
NK877血統
NESiA様(ショップ)の血統です。久留米産で87.7mmのサイズで羽化した血統です。NESiA様は能勢産のNESiA900や川西産のNKW86血統も産出されており、こちらも好評です。
ライジン血統
ダイジー様が2018年にビークワ美形コンテストで優勝された生体の血統です。
この血統の名付け親は美形で有名な中原DNA血統をつくられたうえ様です。
美形重視のライジン血統ですが、ワイルド(野生)の個体がベースなので、大型血統と違いサイズを出すのは困難ですがご本家様が80mmオーバーの羽化に成功しています。
漆黒の極・美形血統
東京オオクワ様(徳栄商事㈱)の血統です。東京オオクワ様はブリード歴が20年以上あり、川西産(THE KAWANISHI血統)と極太血統も有名ですが、久留米産にも力を入れています。
特徴としては、上翅が黒光りし、形が良いです。
GOBLIN-90血統
昆虫ショップの老舗であるフジコンの大型血統です。久留米産で90mmオーバーを達成した個体の血を引き、
名前の由来は、「元も身近で常に向上を目指している怪物で種親のオスのサイズ90.0㎜亅※フジコンの販売ページより引用
という、意味が込められています。他にも大型血統では同じ久留米産で【KURUME86.0】、能勢産の【REX−888】、極太血統では【大黒】、【弁慶】も有名で魅力的です。
ちなみに、僕は川西産がメインですが、このGOBLIN-90の名前と実績に魅力を感じて、幼虫を購入しました♪今後カンタケで飼育してモンスター級の大型を目指すのでワクワクしてます😆
白久夜血統
WISHーKの菌糸ビンで有名なきのこの山の直売店インセクトショップGLOBAL様の大型血統です。情報が薄くてすみません🙇
番外編〜KLB〜
久留米産は人気産地ですが、久留米産を更に盛り上げる企画があります。
それが…
久留米限定バトル(KLB)‼
このKLBですが、素性の明確な久留米産個体による1ライン限定で最大羽化サイズを競う企画です。
3部構成のリーグ制で毎年有名ブリーダー様やビギナーの方も参加されています。サイズ特化だと能勢産の大型血統に目がいきがちですが、久留米産でも美形かつ超大型を目指せることを証明できる、非常に素晴らしい企画です。
僕も実力が伴ってきたら、ぜひ参加したいです。
最後に
久留米産はマツノ久留米血統にはじまり、メルリンカート様のご活躍で人気大型血統として確立し、血統に偏らず多くの久留米産ブリーダー様が活躍できるKLBにより、魅力あふれる産地です。
正直、久留米産はマツノ血統とメルリン血統以外は見つからないだろうという先入観がありましたが、素晴らしい血統が盛りだくさんでした。
愛好家が非常に多く、BASEショップでは比較的良い価格で入手できるので、ブリードされてみてはいかがでしょうか。
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それでは(^^♪
川西!!
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