2022年10月4日に同居後のオオクワガタ♀を産卵セットに投入しました。
※♂と♀共に2021年の5〜6月に羽化し越冬済みの状態です。
それから約1ヶ月、、
おそるおそる産卵セットを確認すると、
♀は産卵木の前でじっとしていました。
ここにじっとしててもう3日経つ、、様子がおかしいと思い♀を手に取ると、
瀕死です。
実はこの♀、産卵セットを組んでほとんどゼリーも食べず潜りっぱなしだったんで気になっていました。
急ぎ、水とゼリーを与えて一命はとりとめましたがフラフラです。
慌てて餌を♀の口元に与えて、落ち着きました。その後、産卵木を確認しましたが食痕はあるものの卵は確認できず。
産卵、失敗しました。
正直かなりショックでしたが、次に失敗しないように、ベテランブリーダーの方々にアドバイスを頂きました。今回、♀が弱ってしまう原因は不明でしたが、産卵しなかった原因がいくつかありました。
オオクワガタが産卵しない原因
1、時期が遅すぎた
オオクワガタが産卵する時期は春先から遅くても9月上旬までです。たとえエアコンで温度管理しても、オオクワガタは体内時計で季節を感じやすいので時期を誤ると産卵しにくくなります。
2、温度が安定していなかった
産卵するオオクワガタの♀は、温度管理がとても重要でした。温度は25℃〜27℃で管理すると良いです。温度管理の際に、28℃以上の温度だと、生体が弱ってしまうので注意が必要です。常温では時期次第ですが、朝夕の寒暖差で温度が安定しないのでNGです。
3、交尾していなかった
オオクワガタは他のカブト・クワガタと違って警戒心が強いためペアリング(人前で交尾)は難しいです。そのため、♂と♀を4〜5日同居させて♀と仲良くしてたり、メイトガード(♂が♀を守る仕草)をすれば交尾済みと判断します。今回、♂と♀を4日同居させましたが♂が♀を挟んだので、顎縛りした上で4日同居させました。もしかしたら、相性が悪くて交尾していない可能性もあります。
4、思い当たる原因
産卵の有無とは少し違いますが、今回産卵セットを組んだ際に産卵木の樹皮を剥きませんでした。♀は樹皮をかじって産卵することは可能ですが、♀の体力を消耗させてしまったと感じます。そして、ゼリーを何日も食べなかったので著しく体力を低下させたと思います。産卵セットの♀を触るのは億劫ですが、ゼリーを食べていない日が続くと放置せず♀の状態をみたほうが良いかもしれないです。
以上です。
数日後♀は☆になりました。。
非常に残念な結果となりましたが、次回挑戦する際は産卵時期と温度、♀の状態に十分注意します。
それから時が経ち、リベンジして無事に成功しました🫡
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それでは(^^♪
…川西っ!!
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