こんにちは方舟です(^^♪
オオクワガタの幼虫飼育で大人気の菌糸…
それがカンタケ!!
ここ数年、有名ブリーダー様がカンタケ飼育でビークワレコードを更新されています。
カンタケのメリットは低温でもきのこが生えにくいので低温飼育に特化しています。
温度が高いと蛹化が早まりますが、低温であれば時間をかけて幼虫飼育できるので徐々に幼虫体重を増やせます。
今回はオススメのカンタケとカンタケ飼育で注意すべきポイントについて紹介します。
それでは参りましょう(`・ω・´)ゞ
カンタケのオススメ製品3選
カンタケを取り扱っているメーカーの中でも超特大サイズの羽化実績を誇るオススメの菌糸をご紹介します✨

羽化実績はブリーダーの技術あってのサイズなのでご参考程度にお願いします🙇♀
Type−555T
三階松きのこ農城様の菌糸です。
この菌糸は現ビークワレコードホルダー様のhxbwh999様が愛用されている菌糸で、2023年に能勢SR血統で93.72㎜そして2024年に能勢YG血統で94.11㎜でビークワレコードを更新しました!
高添加で幼虫体重が50gを超えた報告もあります。人気のため購入の際は事前予約が必要です。
S8カンタケ
神長きのこ園様の菌糸です。
2021年にこちらの菌糸でM’s様が能勢YG血統で92.7㎜でビークワレコードを更新しました!
非常に人気ですが予約できないので品切れになりやすいです。入荷前には神長きのこ園のサイトにて事前にお知らせがあるので、都度チェックが必要です👀
カンタケ
北斗恵栽園の菌糸です。
こちらは能勢SR血統作出者のshima様がヒラタケとカンタケのリレーで94㎜の羽化実績があります。こちらの菌糸は粒子の形状をオーダーできます。
幼虫が成長した状態で粒子が細かいと菌糸の食いあがりが早くなりますが、幼虫の成長にあわせて粒子を大きくすることで食いあがりを遅らすことができます。
北海道からの発送のため地域によっては送料が高くなります。
菌糸ブロックについて
ここで補足です。
菌糸ビンで購入可能ですが単価が高いです😓
そこで活躍するのが…
菌糸ブロックです。
ボトルに詰めると菌糸ビンの費用を4分の1に抑えることができます!
手間はかかりますが、非常にお得です(^^♪
カンタケ飼育で注意点
ここまでカンタケのオススメのメーカーを紹介しました。
ですが、カンタケ飼育で何を気をつければいいのかわからない…
そこでカンタケ飼育で失敗を減らすために注意点を紹介します(`・ω・´)ゞ
酸欠に注意!
菌糸ブロックを崩してボトルへ詰めた後、菌をまわしますがカンタケは発菌時に酸素を大量に消費します。
そのため菌が十分にまわっていないと酸欠や菌糸が熱を持つので幼虫が暴れをおこしたり☆になる恐れがあります。
僕は温度を常時20℃で10日以上かけてしっかり菌をまわしています。

カンタケは高温に弱いので幼虫飼育の際は僕は25℃以下で管理しています。
多湿に注意!
カンタケの湿度管理は超重要です。うまく管理できると長持ちしますが湿度が高すぎると泥化するので菌糸交換が必要です。
梅雨時期から夏場にかけて多湿になりやすいので除湿剤を使用しています。

湿度が60%台になるように心がけてますがなかなか難しいです😓
好き嫌いに注意!
ご紹介したカンタケは特にエサ慣れが必要な菌糸で幼虫と相性が悪いと食が細くなり小さいままだったり☆になる恐れがあります。
効果的な対策として親種の管理表を確認して下さい。幼虫時に同じ菌糸で体重がのっていたら次世代もその菌糸で体重がのる確率が上がります!
もし親種がどちらもカンタケを食べていなかった場合はエサ慣れさせるために1サイクル以上まわすか他の菌種での飼育がオススメです。
最後に
カンタケはきのこが生えにくく低温飼育で超大型狙いにオススメの菌糸です。
そして菌糸の力だけではなく種親選びと環境、ブリーダーの技術がマッチしてはじめて超大型で羽化します✨
※2本目交換時の敷竜双の幼虫(Type-555t)
僕はまだ経験が足りませんので、他にもカンタケ飼育で注意すべき点があると思います。
引き続きカンタケ飼育で気付いたことがあれば随時更新して共有していきたいです😊

オオヒラタケが気になる方はこちらの記事がオススメです☺✨
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それでは!
川西っ!!
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