オオクワガタの体の状態とは?状態を知ることで、購入時のトラブルも回避できます!

オオクワガタをネットで購入する際、トラブルを予防するため販売主から生体の状態について情報を記載頂いています。オオクワガタは傷や症状を治癒する機能はないため、そのままの状態で一生を終えます。生体の取引の際は下記の状態について注意が必要です。

オオクワガタの状態について、気をつけること

写真で判断できること

羽パカ

上翅に羽がうまく収まらない状態。

ディンプル

体に凹みがある状態。

アゴズレ

以下の2つが該当します。

①アゴを閉じた時、アゴの先端が合わない。

②アゴの開閉時若しくは平常時に、左右の開き具合が違う。

一部欠損

フセツ欠け、触覚欠け、顎欠け等を指します。

原因

羽パカ、ディンプル、顎ズレ➁の原因としては遺伝による障害・羽化不全によるものがほとんどです。種親にすることも可能ですが、次世代に影響する可能性があるのでご注意下さい。

一部欠損については、戦わせた時のキズも含めて主に外的要因による損傷です。

写真で判断できないこと

未後食・後食

蛹から羽化した後は、内臓を形成するため2~3ヶ月餌を全く食べない期間があります。これを未後食といいます。そして羽化後に餌を食べはじめることを後食といいます。未後食中は内臓機能を生成しているので、生体に触れることも注意して下さい。

即ブリ

即ブリードの略で、すぐに交配できる状態を指します。

即ブリードできる状態ですが、

①♂と♀が羽化後半年以上経過している。

②♂と♀が羽化後に越冬を経験している

この2つをクリアしていて、春から9月までが産卵時期になります。

上記をクリアしてない状態でも、ネットで時々即ブリOKと記載されている場合がありましたので、ご自身で羽化日を確認したほうが良いです。

痺れあり

生体の脚が痺れて動かない状態を指します。一度痺れた状態になると治ることはなく、写真でも判断ができませんのでご注意下さい。

幼虫について

オオクワガタの成虫と違って幼虫は傷や欠損があると☆になったり、羽化不全になるリスクが高くなるので注意が必要です。

まとめ

オオクワガタの状態に気をつけることは?

・オオクワガタの羽化後は内臓を整える期間、成熟する期間がある

・オオクワガタの体の異常、損傷は治らない

・遺伝、羽化不全による状態異常を種親にした場合、次世代に影響する可能性がある

以上です。

冒頭でも記述した通り、これらの損傷や異常は治ることがありませんので、生体の取り引きをする際は双方でトラブルのないように十分注意が必要です。

私としては、例え羽化した生体に異常があっても愛情をもって育てていきたいと思います☺

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それでは(^^♪

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