産卵木からはじめる産卵セットに初挑戦!産卵木に爆産の祈りを込めて

産卵木を使用した産卵セット作成に初挑戦します!

ネットで調べたのですが、産卵セットの組み方もブリーダー様によってそれぞれ違いました。順を追って説明します。

産卵木から産卵セットの組み方

用意したもの

産卵木×3本&虫かご

クヌギマット

産卵木の下準備

産卵木を加水する

産卵木は商品の配送・管理のため乾ききった状態で販売されています。このままの状態では♀は産卵木しませんので、加水して産卵木に水分を加えないといけないです。

このように産卵木を水に沈めて重しをのせます。そうすると、産卵木からポコポコと気泡がでてきます。1〜2時間ほどで気泡も少なくなりますので、水から出します。

産卵木を陰干し

水から出した産卵木を2〜3時間ほど陰干しします。陰干しの際は、干した産卵木の水気をきるためザルを用います。僕の場合は良いザルが無かったので、写真の様に虫かごのフタをひっくり返して陰干しました。

産卵木の樹皮を剥がす

その後、産卵木の樹皮を剥がしますがオオクワガタの♀は顎が強いので樹皮を顎で剥がして産卵するため、そのままで組んでみました。ただ、樹皮がそのままだと産卵木がカビりやすくなるので産卵セットを組んだあとに後悔しました(笑)

ケースの中で産卵セットを組む

ケースの中にマットを5センチほど敷き、少しだけ霧吹きをします。

その後、陰干し後の産卵木を並べて産卵木の隙間を埋めるようにさらにマットを追加します。

写真の様に、マットから少しだけ産卵木の表面が見えるくらいでベースができました。その後、産卵は♀が体力を使うので栄養価の高いゼリーと、転倒防止用の木を置いて完成です!!

私の場合は栄養価の高いプロゼリーと転倒防止用にハスクチップを入れました。

まとめ

産卵セットを組む際に、産卵木を使用しない菌糸カワラ材や菌糸ブロックを崩した方法もあります。

人口カワラ材や菌糸ブロックは加水や陰干しの必要もなく、そのまま産卵セットとして使用できるので手間がかかりません。

今回は産卵木でセットを組みましたが、手間があっても個人的には楽しさはありました。

最後に

産卵について大切なことが2点あります。

1、オオクワガタが産卵する時期は春から9月上旬までです。それ以降だと部屋を暖かくしても、♀の体内時計で時期を感じて産卵しない場合もあるので注意下さい。

2、産卵の際、温度管理はとても重要です。基本的に温度は25℃〜28℃で管理してください。30℃を越えたり、寒すぎると♀が産卵せず弱ってしまいます。

以上です、当初私はこのことを知らずに10月に組んでしまったので、ひとつでも産んでいればいいな、と願うばかりです😅

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